仮留めの地(ニュー・フラット・フィールド)

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美術展「ニュー・フラット・フィールド」
会期|2017年11月11日(土)〜11月12日(日)
会場|デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ(旧三本松小学校)
開場時間|11:30 – 19:00
入場料|無料
主催|NEWTOWN制作委員会(CINRA.NET、PONY CANYON、DUM DUM)
展覧会ディレクション|石井友人、中島晴矢、原田裕規
「虹の彼方」企画構成|石井友人
「仮留めの地」企画構成|佐々木友輔
「愛憎の風景」企画構成|中島晴矢・原田裕規
会場構成協力|佐藤研吾、帆苅祥太郎
展覧会グラフィック|仲村健太郎
参加作家・登壇者|石井友人、地理人(今和泉隆行)、関優花、かつしかけいた、Candy Factory Projects、小林健太、小林のりお、佐々木友輔、佐藤研吾、篠原雅武、筒井宏樹、中島晴矢、原田裕規、門眞妙、山根秀信

トーク・イベント|

「風景のメディウム──キャラクターから何が見えるか」
日時|11月12日(日)12:00–14:00
会場|デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ2階展示室
登壇者|筒井宏樹、門眞妙、佐々木友輔

「ニュー・フラット・フィールドとその作品について」
登壇者|石井友人、小林のりお、佐々木友輔、中島晴矢、原田裕規、他
日時|11月12日(日)16:00-18:00
場所|デジタルハリウッド大学2F Project room A

『ニュー・フラット・フィールド』は、ニュータウンを舞台にした、アーティストたちによる企画展です。会場は多摩ニュータウンにある旧三本松小学校の校舎で、会期中に複数の企画展示やトークイベントが予定されています。

なぜこの場所で展覧会が開かれることになったのでしょう?──その理由は、今から約25年前、本展ディレクターのひとりである石井友人がこの学校に生徒として通っていた事実にまで遡ります。「ニュータウン」と一口に言ってみたところで、実際には一概に語ることが難しいニュータウンにおける多様な生に寄り添うために、ニュータウン「について」語るのではなく、ニュータウン「から」語ることを目指し、本展は企画されました。
本展の企図は、ニュータウンについて「語り尽くす」ことではなく、ニュータウンについて当事者の立場から「語り損なう」ことにあります。

なぜなら、ニュータウンには多様な生の様態があり、そこから生まれる表現もまた多様であるため、それらを一度に語り尽くすことは到底できないからです。そのため、本展を通してニュータウンの「語り損ない」が生み出され、それを「語り直す」ために今後も展覧会が必要とされ、全国各地に拡張したニュータウンのように『ニュー・フラット・フィールド』が拡張していくことを目指します。

展覧会ディレクションは石井友人・中島晴矢・原田裕規が担当。参加作家・登壇者には、石井友人、地理人(今和泉隆行)、関優花、かつしかけいた、Candy Factory Projects、小林健太、小林のりお、佐々木友輔、佐藤研吾、篠原雅武、筒井宏樹、中島晴矢、原田裕規、門眞妙、山根秀信の15組が名を連ねます。

いま・ここにニュータウン「から」生まれる多様な表現を、そしてその「語り損ない」を、ぜひ目撃しに来てください。

「仮留めの地」
無数の郊外論や風景論が世に出回っているにも関わらず、わたしたちはいまだ依って立つ場所を適切に見たり触れたりできていない。そう思い知らされるのは、例えば「ここは何もないところだから」とか「風景は撮り尽くされてしまった」といった言葉を──NGワードに登録していたはずなのに──咄嗟に口に出してしまうときです。慣れ親しんだ街の途方もない捉え難さから出発して、土地の時間的・空間的なスケール、人間のスケール、制作のスケールがかろうじて重なり合う地点を見極め、仮留めすること。本展は、場所の記述方法の模索を続ける作家三名による現状報告です。

企画構成|佐々木友輔
参加作家|今和泉隆行(地理人)、佐々木友輔、門眞妙